2007年11月10日土曜日

知的障害とはVOL4

支援方法

・字を読むのが苦手な場合は、絵や図で示すか隣に座って読んであげます。ポイントはわかったかどうか確認することです。知的障害を持たれた方に何か教える場合は、必ず確認をします。

・字を書くのが苦手な場合は、言葉で答えてもらい代筆します。

・よく忘れる場合は、手順書を作成したり、チェックリストを作成し、一つ仕事が終わるたびに確認してもらいます。

・計算が苦手な場合は、計算機を使ったり、カウンターを使ったりします。長さを計算する場合は、机に印をつけたり、目で見てわかるようにします。

・食器棚や備品棚を整理する場合は、その棚の中に入っている物の写真を、棚に貼ります。写真でなくとも色の付いたテープ、ラベルなどで代用することも可能です。

・時計が読めない場合は、主要な時間帯(休み、昼食、退勤)にアラームを鳴らしたり、時計の文字盤の前のカバー部分に印をつけたりします。簡単なのは声をかけてあげることですが。

支援方法をまとめると
・言葉によるもの
・目印となるものをつくる
・モデリング(実演)
・手を添える

となります。